中国行ってきたので写真うp
前口上
- このエントリに出てくる人・モノの様子はあくまでも中国山東省济南市の様子であり、中国全体の様子を示しているものではありません。中国では省が違えば言葉・文化・習慣が全く違うというくらいですのでお間違えなきよう
前々からこれやりたかったんです。写真めちゃ多いです。時系列はめちゃくちゃです。では、ゴー
中国に上陸して最初に思ったのが「いろいろデカイ」。済南空港。無意味にデカイ。
建物もデカイ。
住んでいたマンションの前の道路。これ側道ね。一昔前は自転車が走っていたらしい。 今では自転車だけでなく電動自転車やなぜかバイク(エンジン付き)も走る。
こっちは電動バイク。無音で走ってくるので歩行者にとって危険。
雨、2ケツ、傘さし。日本だと何翻だよって感じだけど、3ケツまでは当たり前、4ケツ見れれば今日はラッキーデー。
何かクズっぽいものを載せて走るおじさん。こういう人たちは食えていけてるんだろうか、とよく思う。
で、だいたい無法地帯なので
結構事故ってる。タクシーと乗用車がゴッツンコしてた。この前は高そうなBMWが中央分離帯に突っ込んで大破してたし、またその前は側道の植え込みにバンが突っ込んでた。
道路もクソ広い。で信号も結構な間隔でしか置いてないし、中央分離帯もある。でどうやって渡るのかと言うと
気合で渡る。
バス停の標識。時間がない。行き先しか書いてない。現地人もコレ見ながら行き先決めてる。 よく見ると「票价一元」って書いてるんだけど、定額制で1元(≒15円)。公共交通機関ならではの安さ。だからみんなバスに乗る。
バスの中。比較的空いているときに撮ったのだけど、全然おとなしい方。 日本人は電車やバスの中でみんな携帯をいじっていて気持ち悪い、って外国人は言うけど現地人も負けてない。バスの中で平気で通話するし、たまにスピーカーで音楽鳴らしてるし、いきなりグレープフルーツ剥いて食べるし、皮を窓から放る。
市内中心へ
バスを乗り継いで1時間程度で済南市内中心へ。この上の丸い建物はそごう的なアレ。高級店がずらりと並んで日本人でも買うの躊躇する。無印良品は日本円をそのまま元に両替したような値段で現地人からすると高級品、ユニクロは日本より高い。adidasもあった。
市内中心には噴水の広場があって、人々が行き交う場所でもある。とにかく人間が多い。「人が溢れてる」という表現がしっくり来る感じ。
噴水広場にそびえ立つ使徒的な何か。デカイ。謎。
ココイチっぽいカレー屋。おっさん仁王立ちである。
近くの名スポット紹介。
釣突泉。「水が湧き出るんですよー」と聞いて行ってみたもののポコポコとしてるだけだった。調子のイイ日はもっと湧き出るらしいけど調子って何だ。
大明湖。湖である。たまに中国っぽい船が走る。
大明湖近くの建造物1。
大明湖近くの建造物2。建物に入るためにどれもこれもお金を取りやがる。全スルー。
近くで小物売ってる。手作りらしいけど、別のところでも同じの売ってた。
きっと食われるんだろうなー。
千佛山。ここから見た景色は良かった。霞かかってたけど。たまたま祭りの日と被っちゃって、
また人間の大群に遭遇してしまった
千佛山に麓にそびえる仏像。金色の弥勒菩薩。これ和歌山県から寄贈されたらしい(wikipedia調べ)。
同僚の間では「金色のおっさん」と呼んでいた。
済南動物園入口。旧正月の最後の日に行った。また祭りで人が多い。
動物園中央、謎の巨大建造物。
あ、パンダいた!ここのパンダは2年半前に悲しい事故で死んだのだがまた取り寄せたらしい。
更にバスで走ると黄河を見ることができる。
黄河。噂通り泥川。でもゴウゴウと流れる様は圧巻。ああ、この河の姿は太古の昔から変わらないんだなあなどとしみじみしてみるのだが当たり前のことである。
黄河横にそびえるまたもや謎建造物。聞くと「黄河の母」だそうである。よく見ると母っぽい。乳首黒いし。
山東博物館。パスポート出したら無料。
いきなり巨大なエントランスがお出迎え。テンション上がる。休日なのに人が少ない。石段に座ってお茶飲んだりご飯食べたりしてる人多数。
孔子特集。山東省は孔子ゆかりの地ということでテンション上がったけど説明が全く読めない。うむ
博物館自体は本当に面白かった。次また行く。
ここからローカルネタ。
マンション裏の超市(読んで字の如くスーパー)。こういう個人店が結構多い。下は認めたくないけどキティなのだろう。
マンション前の通りには露天が並ぶ。
売ってる物量がおかしい。
売ってる物量がおかしい。
散髪屋。ここで丸坊主にすること2回。1回10元(≒150円)で洗髪まで。毎回「光頭(坊主)、2毫米(ミリメートル)」ってオーダーするんだけどそのたびに店内が「おいこいつ坊主ってマジかよ…」ってざわざわする。
会社の近く。昼には屋台がでる。
こんな感じで目の前で作ってくれる。
こんなのとか。焼いた小麦粉の中に肉と野菜を挟んだもの。たしか3元(≒45円)。あと麺とか茹で餃子とか。
食べたものうp
あらかじめ材料を選んでカゴにいれてレジに進む。すると鍋にして(どんぶりに入れてるけど)出してくれる。インスタント麺と鶏肉と野菜ガバガバ入れて20元(≒300円)くらい。
ラーメン。7元(≒105円)くらいだったかな。中国(山東省)で食べたラーメンはどれもこれもハズレでとにかくスープが美味くない。きっと水がおかしい。あと麺が基本「小麦粉練りました、茹でました」ってやつなのでふにゃふにゃ。麺のコシとは。
これも鍋。インスタント麺が一番美味しいのでそれを入れてもらう。
会社近くのちょっと高級な食堂。焼きそばに見えるのは例の「小麦粉練りました、茹でました」の麺。ソース味ではなく、醤油味。中国(山東省)の醤油はこれまたおかしい味でハズレ定食。
これは美味しかった。唐揚げっぽい何かともやし炒めっぽい何か。中国(山東省)の食事はとにかく量が多い。毎回食べきれない。
種、おやつ。ひまわりの種を煎ったもの。これ殻とるの苦労する。現地人は歯でうまくパキパキと剥く。速い。
そういえばピザハットもあった。でもめっちゃ高い。5人で食べて250元(≒3750円)て考えると日本じゃめちゃ安いけどね。
家で食べたものシリーズ。
カップ焼きそば。カップ焼きそばは大抵の種類を食べたがこれが一番ウマい。
中に箸が入っていて良心的。
出来上がりはこんな感じ。ソース焼きそばっぽいけど塩焼きそばみたいな味がする。日本のものに比べると天地の差だけど、これが一番食べられる。
ラーメンだとこれ。青色のパッケージは大抵海鮮味。海鮮味以外は食べられたもんじゃない。
果物。リンゴやオレンジやバナナなど定番のものももちろんあるのだけど、オススメは「竜眼(ロンイェン)」という果物。ライチのような味。
言わずと知れたヤクルト。鉄板。中国のヤクルトは日本のものよりもやや大きめ。
牛乳。「純牛奶」が普通の牛乳。「原味」みたいなのを買うと砂糖がバッサリ入った甘いものを口にすることになるので注意。
オススメドリンク2種。左はヨーグルト風味ドリンク。右側はスポーツドリンク。右側は「桃味」なんだけど、日本の「桃の天然水」に似た味でウマい。
ファンタオレンジときのこの何とか。ファンタオレンジは本物だけど、きのこの何とかはパクり。なぜかあずきチョコ味で、とぼけた味がする。
ちなみにこんな感じで売ってる。ポッキーもある。左端に写ってるのは「おっとっと」のパクり。油っこい。
おみやげシリーズ
孔子の名言トランプ。勢いで買ったがどうしようか。
中国歴代皇帝トランプ。Jokerが始皇帝と溥儀。
「超合金社団」というタイトルの漫画。現地発の漫画にしては絵柄が日本のものと似ている。 学園青春モノで、笑いありシリアスあり、しっかりしたストーリで面白い。最新刊(7巻)まで揃えてしまった。まだ1/3くらいしか理解してないけど、いつかレビューしたい。
狼と香辛料の中国語翻訳版。ホロは「赫萝(hèluó)」ってなってる。ちなみにわっちは「奴家(nújiā、日本語でいうとわたくし的な)」と表記されている。
そうそう、中国の本屋にも日本の小説ありました。東野圭吾とか、村上春樹とか。
中国の本屋で1枚。子供くつろぎ過ぎワロタ。
親も子供にお茶あげてるし。
おみやげ続き。こういうのも買いました。俺の中では「お守り」ということにしてます。俺手首ほっそいな…
ストラップ。この猫には字が書いてあって、好きな字を組み合わせて(名前にしたり)ストラップに仕上げてくれる。俺も家族の名前を組み合わせておみやげに購入。ただ、
この中から字を選ぶのがマゾくて仕方ない。でもほとんどの漢字がある。「桃白白」とか「萌動漫(ブヒアニメ)」とか作れる。
萌動漫と言えばこういう雑誌も購入。これ、DVDついてるんだけど「咲 阿知賀編」の全話ノーカットが入っててビビる。何がノーカットって日本の提供スーパーがそのまま入ってる。「この番組は、〇〇の提供でお送りします」みたいな。丸パクリやん!
日本のアニメでは「ドラえもん、ワンピース、ナルト、ジブリ」ってところが有名で、それにまつわるキャラクターも多く売られてる。その中から「赤トトロ」を購入。えっ、赤いたっけ?希少種ですよ。
お友達の家に遊びに行く
「私の家に遊びに来てくださいよ」と女の子が誘ってきたとする。どうする?行くしかないでしょ。 で、行ってみる。
アパート群。この中に彼女の一室が。
おや…部屋の様子が…
はいシェアハウス。お金が無いのでこのようにして住んでる人が多いらしい。女男女みたいな感じで泊まってる。何だそのエロゲ。
写真撮らせて貰った。質素。ちなみに窓の外に平気でパンツとか干しててどうしようかと思う。
料理作ってくれた。おかゆと饅頭(具が入ってないもの)、じゃがいもの炒めもの、野菜と玉子の炒めもの。真ん中にある漬物は俺が作った。
別の日にも行ったのだけど、その時は
餃子作ってくれた。現地の人ホント餃子作るの上手。普段からこうやって仲間で作って食べたりしてるのだそう。
餃子茹でてる。中国(山東省)で餃子と言えば蒸すか茹でるか。焼き餃子は珍しい。
炒めもの作ってくれてる。普段使わないであろう、ケチャップとか使ってて一生懸命でかわいい。
出来上がり。餃子多すぎィ!カップスープは俺が持ってきた。日本からのおみやげはインスタントラーメンとか、カップスープとか喜ばれた。なんてったって美味しいし、中国には無い味だから。
んなわけで
中国出張の写真、以上。タクシー乗るのも、スーパーで買い物するのも、街を歩くだけでもヒリヒリとした緊張感があって堪らなかった。現地人とのコミュニケーションも(なかなか喋られないけど)楽しかったね。仕事でまた来れたらいいんだけど。仕事じゃなくてもまた来るよ。中国山東省済南。再见!